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CGの描き方 メニュー




















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[トップページCGの描き方>線画のレイヤー化編]
修正が終わった線画に色を塗っていくわけですが、このままでは白い部分と線の黒い部分とが同じレイヤーにあるため塗るのはかなり難しい状態です。
これを線画のみのレイヤーにすることで色を塗っても線が消えないようにしていきます。
その前に「イメージ」メニュー内の「モード」から「RGBカラー」または、「CMYKカラー」を選択します。
そのままだとグレースケールなので色が塗れません。

RGBCMYKのどちらを選択するは「PC画面だけでつかう」か「印刷する」かによって異なります。
最近はプリンターも高性能になりましたが、基本的には「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」、の三原色による減色法に「ブラック」をプラスし色を作っています。
これに対してPCのディスプレイなどはRGB>、つまり「レッド」、「グリーン」、「ブルー」の発光色三色を使って色る加色法で色を作っています。
詳しくはその手の本やインターネットで調べて見てください(^^;
画面だけの場合はRGBでも問題ありませんが、印刷しようとする場合はCMYKを選択してください。
これはCMYKでは表現することの出来ない色もRGBでは表現できてしまうため、実際に印刷した場合画面で見た色と違う色で印刷されてしまう事があるためです。
実際の注意点などは”彩色編”でも詳しく説明します。

☆なぜCMYKのブラックは「B」ではなく「K」なのか?
それは「B」だと「ブルー」と間違ってしまうので「BLACK」の「K」をとったというわけです。黒(KURO)の「K」じゃないらしい(笑)
モードをRGBまはた、CMYKに変更したら次はレイヤー化の作業に入ります。
まず、「選択範囲」メニュー内の「すべてを選択」を選択し、画像全体を選択します。選択したら「編集」メニュー内の「コピー」を選択しクリップボードにコピーします。
次に画面右下のウインドウで「チャンネル」を選択し、「新規チャンネル」を制作します。
新しく作った「チャンネル」に「編集」メニュー内の「ペースト」を選択し張り付けます。
ここで、再び画面右下のウインドウで「レイヤー」を選択しレイヤー画面に戻ります。
ここで、新規レイヤーを作成しておきます。
選択範囲」メニュー内の「選択範囲を読む込む」を選択します。
ダイアログ内の「チャンネル」の部分を先ほど制作したチャンネルに設定します。時に名前を変更していなければ「アルファチャンネル1」という名前になっていると思います。

そして、すぐ下の「反転」にチェックを付けます。
これで設定はすべてOKです。
OK」をクリックすると上のように線画を縁取るように選択範囲が設定されます。
ここで、新しく作ったレイヤーに対して主線に指定したい色で塗りつぶします。
塗りつぶすと上のように線が部分のみに色が付きます。
これで、線部分以外は透明なレイヤーができました。
ここまで来ればあとは色を塗るだけなんですが…

その前に、一つやっておきたいことがあります。
これはやってもやらなくても良いのですが、何かと便利なのでしておいた方が良いでしょう。

まず、自動選択ツールで絵の外側、何もない部分を選択します。
このとき上のような絵の場合、線が閉じていないので絵の中側まで選択されてしまいます。

線が閉じていない場合は次のようにします。
新しいレイヤーを作り上のように線が閉じていない部分をブラシなどで書き足して閉じます。
新しく作ったレイヤーに描くので線画には傷はつきませんの思い切ってやってください(笑)

完成したら自動選択ツールを選択し、通常右上に出ているウインドウでオプション設定を選びます。

このウインドウで「すべてのレイヤーを使用」にチェックを付けます。

自動選択ツールで絵の外側、何もない部分を選択します。
選択したら「選択範囲」メニュー内の「選択範囲を反転」を選択します。
そして「選択範囲」メニュー内の「選択範囲を変更」から「縮小」を選択します。

縮小量を主線の線の太さ程度(2〜5pixel)に設定して「OK」をクリックします。
新しくレイヤーを作り白で塗りつぶすと上のようになります。
これで、人物部分のみを白くした物が作成できます。
これを後で背景と重ねるときなどのマスクに使ったり、単に人物の裏地として使ったりします。これで絵の白部分は塗らなくても良くなるわけで、やり方は面倒ですが覚えてしまえば意外と便利だったりもします。

☆先ほど線を閉じるために作ったレイヤーはここで削除してしまってOKです


とりあえず”レイヤー化編”はここまでです。
この続きはで”彩色編”です。

[トップページCGの描き方>線画のレイヤー化編]





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