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CGの描き方
>線画の調整・ライン修正2 パス使用編]
下書きをして
スキャナー
で取り込んだ原稿をライン修正する別の方法をご紹介です。
ペンを入れてそれを取り込み削りで修正していく方法のほかにパスを使って線を新たに描いていくという方法もあります。
猫耳さくらは最近こちらの方法で描くことがほとんどですが最終的には
線画の調整・ライン修正1 削り編
と同じ方法で修正をしていきます。
まず、取り込み前の作業で違うところは
”ペンを入れない”
と言うことです。
また原稿も下書きそのままで線も選んでいないような状態でかまいません。
なぜかというと後でパスを使用して線を新しく描いていくからです。
左の絵が取り込んだままの状態の原稿です。
まずパスで線を描いていくわけですがパスとは何か簡単にご説明します。
パスを使うと正確な線を効率よく描くことができます。
ペンツールを使うとクリックした点と点を結んだ線を描くことができます。
ペンツール→
左の図のようにクリックした点と点を結んで線が描けます。
ペンツールで描いた線は”
パス
”の中にあります。
制作したパスに沿って線を引きたい場合、まず描いたパスを選択します。
次に
”境界線を描くボタン”
をクリックします
する下の図のように線が引けます。
”境界線を描くボタン”
を押す前に描画ツール(エアブラシなど)と描画色を選択しておけば指定したツールと描画色で線が引けます。
↑四角の中が境界線を描くボタン
パスは直線だけでなく曲線も綺麗に描く事ができます。
クリックしたらそのままドラッグして点をつないでいくと曲線を描けます。
フリーハンドでは綺麗に描くのが難しい曲線も簡単に綺麗に描くことができて便利です。
はじめは難しいかもしれませんが慣れてくるとかなり便利に使えます。
で、この便利なパスを使って主線をすべて描いてしまおうというのが今回の線修正の方法です。
それでは早速パスで描いていきましょう。
取り込んだ下書きを元にパスで線を引いていきます。
とりあえず線の端っこをクリックして始点を決めちゃいます。
このとき引く線は曲線なので忘れずにドラッグしておきます。
左の絵は始点を決めた状態です。
そして終点を同じく線の端で指定します。
クリックしてドラッグで指定するととりあえず上の絵のようになります。
見にくいですが細い曲線が追加されているのがわかると思います。
これがパスの線です。境界線を描いてやるとこの線が主線になります。
しかし、このままでは線が間違っているので修正しなくてはいけません。
ペンツールを選択したまま
[ctrl]キー
を押すとカーソルが矢印に変わると思います。
その矢印の状態で先ほど引いたパスを変形することができます。
クリックした点を中心とした両サイドの点を動かすと曲線を調整できます。
下書きを見ながらパスを調整し下書きとパスが一致するようにします。
ただし、この作業をしながら線を選んでいきますのでどの線にあわせていくか?とか線のないところに引いた方が綺麗かな?とかいろいろ考えながらパスで線を引かなければいけません。
上の絵が線を変形させて線にちょうどのっかった形になります。
ペンツールを選択したまま
[ctrl]キー
を押すとカーソルが矢印に変わっている状態で今度はパスの線以外を選択し一度選択を解除します。
そして先ほどと同じ要領で別の線の始点と終点を指定します。
指定が終わったら同じく線に重なるように曲線を変更していきます。
繰り返し同じように作業を行っていくと左のようにすべての線を指定することができます。
すべての線をパスで描くことができたら今度はそれを実線に変えていきます。
ペンツールを選択したまま
[ctrl]キー
を押すとカーソルが矢印に変わっている状態で今度はすべてのパスを選択してやります。
そして、
描画ツール
(ブラシなど)を選択し線の太さと描画色も指定しておきます。
指定が終わったら新しいレイヤーを制作しそこへ”
境界線を描くボタン
”を押して線を描いていきます。
上の絵の上側絵が下書き、下側が境界線を描くボタンを押して描いたパスの線です。
ここまで作業が終わったら
線画の調整・ライン修正1 削り編
と同じ作業になります。
線と線とが交わっているところなどで、線がはみ出てしまっている場所やまるまっている線をとがらせる作業に入ります。
作業は足りない線は描く、よけいな線を消すというシンプルな作業です。
これを繰り返すと下の絵のようになります。上側の絵が修正前の物です。
修正がすべて終わったら作業完了です。
この方法でライン修正した場合すでに線のみのレイヤーができあがっているので
レイヤー化編
の作業は必要なくなります。
いきなり彩色作業に行くことができます。
この作業の続きは「
彩色編
」です。
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