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CGの描き方 メニュー




















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[トップページCGの描き方>線画の調整・ライン修正1 削り編]
スキャナー を使用して原稿を取り込んだ場合、そのままでは原稿についた小さなゴミやスキャン時のコントラストなどによって、本来、白であるべき部分に色が付いてしまったりします。
左の絵が取り込んだばかりの何も手をつけていない状態の画像です。
本来、白でなければいけない部分が薄くグレーがかっているのがわかると思います。
ここで、こういった部分を修正していきます。
ちなみに今回使用するソフトは「Photoshop 」です。
Photoshop Elements の場合でもパス編等の一部の作業ができませんがそれ以外の作業は十分こなせるはずです。
またその他の画像処理ソフトでも同等の機能があれば同じ作業が可能です。

明るさ・コントラスト”で調整する方法と”レベル補正”で調整する方法の二種類あります。
どちらが良いというものでもなく、両方を組み合わせたり、どちらかを使ったりとその時々にあわせて使い分けをしています。

明るさ・コントラスト”は「イメージ」メニュー内の「色調補正」から「明るさ・コントラスト」を選びます。
プレビューを見ながらダイアログで設定を調整して、ゴミなどを除去していきます。
レベル補正”は黒と白のレベルを調整してゴミなどを飛ばす方法です。
レベル補正”は「イメージ」メニュー内の「色調補正」から「レベル補正」を選びます。
左のようなダイアログで調整を行っていきます。
プレビューを見ながら真ん中の三つの三角を調整して良い感じになるところに設定します。
特に赤い丸の三角部分を調整して白部分を白に、黒部分を消えないように設定しながら細かいゴミも飛ばしていきます。
上の絵が”レベル補正”後の画像です。
前の絵と比べると白部分が白になっていることがよくわかると思います。
細かい部分は見づらいですが、まだ完全にゴミが飛ばしきれていません。
残ってしまったゴミは線画を修正して行く行程で”消しゴム”を使って消していきます。

さて、実際に線を修正していく訳ですが、バランスのおかしな部分を見つけて線をなおしたり、汚れている部分や線の足りない部分をなおしていきます。
バランスなどを見る場合は「イメージ」メニュー内の「画像回転」から「水平方向に反転」を選ぶと楽です。
左右逆さまになることで、絵を裏から見たときと同じになります。

なおしたい部分に手を入れて修正していきます。
方法としてはブラシや消しゴムなどで描いたり消したりという作業を繰り返していくことになります。
この辺の作業は16色でCGを描いていたときから変わってないんですよねぇ…
きっとみなさんはもっと効率の良い方法でやっていると思うのですが、さくらはなんとなくずーっとこれで通してしまいました(^^;;
上の絵は先ほどの絵を一部拡大した物です。上側が修正前、下が修正後です。
同様に下の絵も上側が修正前、下が修正後です。こちらはペン入れで失敗した部分を綺麗に修正した部分です。

今回はペンを入れたときのインクのにじみも多かったので念入りに修正を入れました。
紙やペンをしっかり選んで、ペン入れもしっかりすればほとんど修正しなくても大丈夫だと思います。
バランスなどの調整も原画の段階でやっておけば、ここで行う必要もなくなります。
どちらで行うかは好みだと思うのでいろいろ試して良い方をとってください。

左の絵がすべて修正を終えた画像です。
小さいのでわかりづらいと思いますが、線もだいぶ綺麗になりました。
これでようやく色が塗れる線画になりました。


とりあえずはここまでです。
この続きはで”レイヤー化編”です。

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